◆◆◆ はじめてのお茶会 ◆◆◆      
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懐紙

   お茶会に招かれたら!
茶会と言いましてもいろいろな形式があります。
一般的な、大寄せの薄茶の茶会ついて概略を説明します。
 持物:扇子、懐紙、楊枝、古帛紗、帛紗 写真上が女性用 男性用の扇子と懐紙は一回り大きい。 市民茶会など銘々皿に菓子、楊枝をつけて出されることがあります これらの持ち物は不要です。
 裏千家流の作法です、参考にしてください。 ご自分の流派の作法でお茶を楽しんでください。
    お茶会に出かけよう。
席入

席入

   受付席入
受付席入: 受付で記帳し足袋、靴下を履き替える。 お茶碗やなどお道具に疵つけないように指輪、時計、ネックレスなど外します。

 席入りの案内がありますので、案内にしたがって席入りします。
席に入ったらまずを拝見します。  扇子を前に置き、一礼し、掛軸、花の順に拝見する。
点前座に進み、扇子を前に置き、釜、棚の順に拝見する。
拝見がすめば次のお客の拝見のじゃまにならないところに仮座する。 全員の拝見がすめば正客から定位置に座る。
 正客の座る位置は煙草盆があります。正客から順次座る。 扇子を後ろに置く正客は要を上座に、次客からは要を下座に向ける。

初めての方は経験ある方のあとに座らせていただきましょう。 末客はと言います。初めての方は遠慮するほうがいい。
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   お点前・挨拶
席入りが済むとお菓子が出されます。 菓子は主菓子と干菓子の
2種が出される場合もあります。 また、一人づつ銘々皿で出されることも有ります。 正客 菓子鉢を預かっておきます。
お菓子が出されると続いてお点前が始まります。
 亭主が茶碗を持って入られます、茶道口で、一同、総礼をします。 お点前が始まると、半東が亭主に代わって、挨拶に出られます。
 お正客から順番に、扇子を前に置き挨拶を交わします。

正客は亭主の心入れ謝し、床、軸、お道具などについてたずねます。
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   お菓子をいただく
一通り挨拶が終わると、ころあいを見計らって、『お菓子をどうぞ』とお菓子が勧められます。正客は『お菓子を頂戴します』と挨拶し、次の客に『お先に』と挨拶し、菓子鉢を軽くいただき、懐紙を出し、箸を上から取り、持ち替えて懐紙の上に菓子をとる。 箸を懐紙で清めて、菓子鉢を次の客に送る。
 次の客も同様に順次とり、は菓子鉢を向こうにして返す。

干菓子の場合は手で懐紙の上に、二種類の干菓子がある場合は向こう手前ととります。
 主菓子は楊枝で一口大に切り(切り難い場合は手で割って)いただきます。
続いてお茶が出されます。
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薄茶


   お茶をいただく(薄茶)
お茶が点つと、半東がお正客の前に出します。お辞儀をして頂きます。 人数が多い場合は「点て出し」と言って 水屋で点てたお茶が出されます。

正客の場合はお茶碗を畳の縁内、次客との間に置き、 次客に『お先に頂戴します。』と挨拶をします。

次客の場合はお茶碗を畳の縁内、上客との間に置き、 上客に『お相伴します。』と挨拶し、 さらに次の客との間に置き、次の客に『お先に頂戴します。』と挨拶をします。

お茶碗を畳の縁内、自分の正面に置き、  亭主に『お点前頂戴します。』と挨拶をします。 お茶碗をとり掌に載せ左手を添え、 感謝の気持ちで、軽くいただきます。 お茶碗の正面を向けて出されています、  正面を避けて飲むと言う謙虚な気持ちで、手前に回します。 よく三口半で飲むと言れますが、何口で飲んでもかまいません。 また、何服頂いても良い。
「吸切り」と言って、最後は音を立て飲みきる。美味しく頂きましたとの意味です。

 飲み終ったら、お茶碗の飲み口を指で拭き、指は懐紙で清めます。 茶碗の正面を自分の方に戻し、  お茶碗を畳の縁外に置き、お茶碗を拝見します。 拝見が済んだら、お茶碗の正面を向こうにして返します。 客一同、お茶をいただき、お正客から『どうぞおしまいを』と挨拶します。亭主は『おしまいします。』と挨拶し、しまいにかかります。
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拝見

   お道具の拝見
正客は『お茶杓拝見』と挨拶します。亭主はお棗、茶杓を拭いて定座に出します。 半東がお正客の前に出します。正客は一旦、棗、茶杓縁内右膝の方に置き、次客に『お先に』と挨拶し、棗から拝見します。棗を縁外に置き全体をみて、蓋を開け、中を拝見する。*棗にはお茶が残っていますのでこぼさないよう注意しましょう。 蓋をして縁内で次客に送る。
 次に茶杓を拝見する。茶杓を縁外に置き全体をみて、手にとって拝見する。*節より上を持たないこと。縁内で次客に送る。 客一同、同様に拝見する。
一同拝見がすめばは正客と出会いで、正客は棗、茶杓をあらため、出された位置に返します。

道具(棗、茶杓)が返ると亭主が挨拶に出られ、道具を持帰られ、亭主は茶道口で、客一同総礼します。

客は あらためて、床、道具など拝見し、順次退席します。

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