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★★★ 茶室 嚶鳴庵 ★★★
嚶鳴庵玄関

嚶鳴庵看板

 茶室 嚶鳴庵(おうめいあん) 愛知県東海市
 『しあわせ村』内
 アクセス 名鉄電車「聚楽園駅」下車、東へ徒歩5分
  車:国道247号または名古屋半田線で名鉄聚楽園駅方面へ、無料駐車場あり
 『しあわせ村』は聚楽園公園・保健福祉センター・健康ふれあい交流館からなる東海市の福祉施設です。 この中に嚶鳴庵があり、呈茶サービをしていて、抹茶とお菓子を300円でいただくことができます。
 休館日:毎週月曜日(祝日にあたるときは翌日)と年末年始。

嚶鳴庵は広間と4畳半の茶席があり、外露地、内露地の二重露地になっています。 内露地には腰掛、蹲が備わっている本格的な茶室です。

茶道に興味がありますので、なんどか訪れています。立派な茶室ですので紹介します。
一見、料亭風の立派な門構でちょっと入りにくいような雰囲気ですが、 お茶心得が全くなくても、気軽にお茶の雰囲気を味わってみましょう。

5月の中頃の日曜日の午後でしたが訪れる人は少なく、ゆっくりとお茶をいただくことができました(2006-05-14)。
嚶鳴広間内

門を入ると広間の茶室の玄関になっています。 外露地、
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嚶鳴広間外

広間の茶室は八畳と十畳
八畳の間に炉が切られていて下座床です。
嚶鳴外路地

外露地から内露地
以前に訪れた時、木戸があったように思いますが・・・
広間の縁から、沓脱石、踏段石、踏分石(切石敷)、飛石、客石、戸摺石と 内露地へ乗越石、亭主石、手燭石 飛石で腰掛待合につながっています。
嚶鳴腰掛待合

腰掛待合
広間から外露地を通って内露地に腰掛があります。
正客が座るところには正客石と言って少し大きめの石があります、次客のところは乱れ打ち、 説明を聞いてみると面白い。

   嚶鳴腰掛待合
嚶鳴関守石

関守石
蕨縄やシュロ縄で十文字に結んだ小石を「関守石」と言って露地の飛石や延段に置いてあります。
道案内の役目でこれより先ご遠慮ください(通行止めの意味)。
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嚶鳴庵蹲

蹲踞(つくばい)
内露地の蹲踞 水鉢、積石、湯桶石、手燭石、前石からなっています。筧は斜め切り。
席入りする前に、手水を使い心身を清めます。
蹲踞の前石の上につくばい、右手で柄杓を取り、水をくんで、まず左手を洗い、つづいて柄杓を左手に持ち替えて右手を洗う。 もう一度水をくみ、左の掌に水を受けて口をすすぎ、残りの水で柄を縦にし洗い清める。 柄杓の合を横にして戻し、手拭で手を拭きます。
前石からおり、次客に軽く会釈して躙口(にじりぐち)に向かいます。
嚶鳴庵4.5外

4畳半の茶席
板戸のところが躙口で通常ここから躙って席入りします。躙口の前の石が踏石です
写真右側の障子の戸が貴人口で身を屈めずに入る貴人用の出入口です。
嚶鳴庵4.5床

4畳半の茶席、床の間  茶花
天井は駆込天井と平天井になっています。
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